ベビーサインとは、まだ言葉を話すことができない赤ちゃんが身振り手振りを使って、大人とコミュニケーションを取るために使われる手話やジェスチャーのことです。
私も息子が生後6ヶ月頃からベビーサインを教え始め、息子とコミュニケーションを取ってきました。2歳前からは息子がたくさん言葉を話せるようになり、徐々にベビーサインを使うことはなくなりました。
2人目が産まれれば、またベビーサインを教えたいと思っています♪
しかし、ネットでベビーサインと検索すると「後悔」「怖い」「やめて」などマイナスなイメージがよく表示されます。
今回はベビーサインに関しての後悔の理由やその対処方法、ベビーサインのメリットについてまとめました。ベビーサインに興味があるけど、マイナスなイメージが多くするか悩んでいる方に見ていただきたいです♪
ベビーサインは後悔する?? 後悔した4つの理由
ベビーサインの後悔の理由は以下のようなものがあります。
- 後悔① もっと早く始めればよかった
- 後悔② 覚えたベビーサインの言葉をなかなか話さない
- 後悔③ ベビーサインの定着が難しく、効果が感じられなかった
- 後悔④ 周囲の理解不足によるストレス
実は【ベビーサイン 後悔】で検索すると圧倒的に多いのは「もっと早く始めればよかった」という後悔なのです。
この結果は意外でした‼︎
ベビーサインを実践した人の満足度が高いことが分かりますね!
その他の意見について詳しく見てみましょう。
覚えたベビーサインの言葉をなかなか話さない
後悔の理由で取り上げられるのが赤ちゃんの言葉の発達の遅れです。
赤ちゃんがベビーサインで意思を伝えるようになったが、言葉を話し始めるのが遅いと感じる場合があるようです。
言葉をなかなか話さないと心配になってしまいますよね…
一般的には、ベビーサインは言語発達を妨げるものではなく、むしろ促進すると言われています。
言葉を話すのが遅れると感じる場合、以下の要因が関係しているかもしれません。
- 個々の発達速度の違い:赤ちゃんの言葉の発達には個人差があります。赤ちゃんごとにベビーサイン使っている場合と使っていない場合で、言葉の習得時期を比較することが不可能です。言葉の遅れがベビーサインが原因かは特定できない。
- サインの優先度が高い: サインを使うことで赤ちゃんが自分の意思を十分に伝えられると、言葉を使う必要性を感じにくくなる場合がある。この場合、サインが便利なコミュニケーション手段となり、言葉の使用が後回しになっているかもしれません。
言葉を話すタイミングを促す方法
赤ちゃんがベビーサインを覚えているが言葉を話さない場合、親ができるサポート方法があります。以下の方法を試してみると、赤ちゃんが言葉を使い始めるきっかけになるかもしれません。
- ベビーサインと一緒に言葉を繰り返す: ベビーサインを使うときに、サインだけではなく、必ずその言葉を繰り返し発音しましょう。これにより、赤ちゃんはサインと言葉の結びつきを理解しやすくなります。
- 遊びや歌を通じて言葉を楽しむ: 赤ちゃんが言葉を楽しく感じられるよう、歌やリズム遊びを取り入れてみるのもおすすめ。遊びながら言葉を学ぶことで、自然と発話が促されます。
ベビーサインの定着が難しく、効果が感じられなかった
赤ちゃんがベビーサインを覚えない、または、親が教えたベビーサインとは違うベビーサインを覚えることがあります。この場合、親は「せっかく教えたのに意味がなかった」「正しく覚えてくれない」と感じ、後悔の原因となります。
ベビーサインを教えるには時間と労力がかかるため、
一生懸命教えてもその通りしてくれないと悲しくなりますよね…
特に、赤ちゃんが言葉を覚えるスピードが速いと、ベビーサインを使う期間が非常に短くなります。そうすると「こんなに努力したのに、実際にはほとんど使わなかった」と後悔するかもしれません。
私はベビーサインは数個だけでもやる価値があると思います。バイバイと手を振る動作や、美味しいとほっぺたをトントンとする動作もベビーサインの1つです。親や周りの大人が赤ちゃんと楽しくコミュニケーションを取れることが何より重要です。
赤ちゃんが間違ったベビーサインをお覚えても、大人と赤ちゃんの中で共通の認識であれば何の問題もありません。
私の子どもも「美味しい」の特によく頭をポンポンしていました。それでも美味しいと伝えようとしていることが大人が理解できれば、十分なコミュニケーションが取れていると言えるでしょう。
完璧を求めるのではなく、親子の中の暗号と思ってベビーサインを楽しみましょう。
周囲の理解不足によるストレス
ベビーサインは、赤ちゃんと早期にコミュニケーションを取るための素晴らしいツールです。
しかし、周囲の理解が得られないことで、ストレスを引き起こす可能性があります。特に、家族や保育者、友人などがベビーサインに慣れていない場合、親にとっても、赤ちゃんにとっても大きなストレスの原因になります。
- 親の負担が増える: 親がベビーサインを一生懸命教えても、周囲がそのサインを理解しようとしなければ、赤ちゃんは親以外とコミュニケーションが取れません。これが長期的に続くと、親にも赤ちゃんにも大きな負担となり、ストレスが蓄積します。また赤ちゃんもベビーサインが伝わらず、泣いてしまったり、親への依存を強める要因になることもあります。
- 赤ちゃんがベビーサインを覚えない: 赤ちゃんに対してベビーサインをする人としない人がいると、赤ちゃんはベビーサインの意味が理解できず、ベビーサインの習得が遅れます。ベビーサインを教えたい親としては覚えてくれないことがストレスの原因になります。
- 育児方針の違い:ベビーサインに対して周囲が否定的な意見を持っている場合、育児方針についての対立が生じることもあります。特に祖父母や親しい友人がベビーサインを理解していないと、親が孤立感が強くなります。
周囲の理解を得るためにできること
周囲にベビーサインを理解してもらうためには、大人同士のコミュニケーションと説明が重要です。以下の方法を試してみると、周囲の人々にベビーサインの価値を理解してもらいやすくなりますよ。
- ベビーサインの説明をする: 家族や保育者、友人に対して、ベビーサインの利点や使い方を丁寧に説明を。ベビーサインの例を見せたり、実際にベビーサインを使ってコミュニケーションを取る様子を見せることで、理解が深めましょう。
- 簡単なサインから始める: 周囲の人々が取り入れやすい、簡単なベビーサインから始めましょう。例えば、「ミルク」や「もっと」など、日常的によく使うベビーサインを教えることで、徐々に理解を広げることができます。
周囲の理解不足によるストレスを感じた場合は、それを放置せず、解消するための手段を考えましょう。自分の気持ちを整理し、必要に応じて周囲の協力を仰ぐことが、ストレス軽減につながります。
また、同じようにベビーサインを取り入れている方と交流してみるのおすすめ。直接会わなくても、SNSなどで繋がりを持ち、経験を共有したり、共感し合うことで、ストレスが和らぎ、前向きな気持ちで育児に取り組むことができますよ。
ベビーサインがもたらすメリットとは
私は実際に息子にベビーサインを教えてよかったと感じています。ここからはベビーサインを取り入れることのメリットについて確認しましょう。
言語発達を促進する
ベビーサインを使うことで、赤ちゃんが言葉を理解する過程をサポートします。ベビーサインを通じて言葉と動作が結びつくため、赤ちゃんが言葉の意味を早い段階で理解しやすくなります。
ベビーサインを使ってコミュニケーションを取ることで、赤ちゃんは言葉の概念をより早く習得し、実際の言語発達にも良い影響を与えることが研究で示されています。言葉の習得がスムーズになるため、後々の言語能力にもプラスになることが期待されます。
認知能力の発達をサポートする
ベビーサインを習得するには、そのベビーサインの動作と意味を覚えて理解する必要があります。
ベビーサインと言葉を関連付けて使うことで、赤ちゃんの記憶力や理解力が向上し、脳の発達に良い影響を与えます。早い時期から記憶力や理解力を鍛えることで、将来的な学習能力にもプラスになることが期待されます。
赤ちゃんのストレスを軽減する
赤ちゃんは自分の気持ちや要求をうまく伝えることができないと、ストレスを感じやすくなります。
しかし、ベビーサインを使うことで、赤ちゃんが言葉を使わずに自分の意志を伝えることができます。そのため、泣くことが減り、親子のコミュニケーションが円滑になります。
赤ちゃんと親のストレスが軽減され、育児がより楽しくなりますよ。
親子の絆を深める
ベビーサインは、親と赤ちゃんの間の特別なコミュニケーション手段です。日常的にベビーサインを通じて会話をすることで、親子の絆がより深まります。
親が赤ちゃんのサインを理解し、応答することで、赤ちゃんは自分が理解されていると感じ、安心感を得ます。この繰り返しにより、親子の信頼関係が強まります。
また一生懸命に自分の意思を伝えようとする我が子の姿は本当に可愛いものです。言葉を話し始めると自然とベビーサインは使わなくなってしまうので、小さい頃だけの我が子の愛おしい姿を目に焼き付けてください。
結論:ベビーサインは後悔しない!育児を楽しくしてくれます
「ベビーサイン」と検索すると、「後悔」や「怖い」といったネガティブな意見が多く表示され、心配になりますよね。しかし、私はベビーサインを教えたことを全く後悔していません。
多くのベビーサインを覚えさせる必要はなく、数個のベビーサインでも十分に効果があります。
ベビーサインは赤ちゃんとのコミュニケーションを深める有効な手段です。ベビーサインを使うことで、言語発達が促進され、記憶力や理解力の向上が期待できます。また、赤ちゃんのストレスが軽減し、親子のコミュニケーションがスムーズになります。さらに、サインを通じて親子の絆が深まり、育児がより楽しくなりますよ。
興味がある方は、一度試してみてください!ベビーサインの始め方についてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございます。