生まれてきた可愛い赤ちゃんと、もっとコミュニケーションを取りたいと思ったことはありませんか?
赤ちゃんが言葉の意味を理解して話し始めるのは早くても1歳前後からと言われています。しかし、ベビーサインを使えば1歳前から赤ちゃんとコミュニケーションを取ることが可能です。
赤ちゃんとのコミュニケーションは、親子関係を深める上で非常に重要です。ベビーサインは、まだ言葉を話せない赤ちゃんとコミュニケーションを取るための効果的な方法の1つです。
この記事では、初めての方でも取り入れやすいベビーサインの一覧を紹介します。
赤ちゃんとの日常生活がより豊かになるベビーサインを、一緒に学んでみましょう♪
ベビーサインとは?
ベビーサインとは、手のひらや指を使って意思を表現する簡単な手話のようなものです。
赤ちゃんが言葉を話せる前に、自分の気持ちや要求を表現するために使われます。ベビーサインを使うことで、赤ちゃんは欲しいものや感情をより明確に伝えることができるようになります。
ベビーサインの基本の教え方
ベビーサインを始める際に以下のポイントができるようになっているか確認してみましょう。
生後6ヶ月ごろになることが多いですが、お子さんの成長に合わせて始める時期を検討してみましょう。
- 赤ちゃんの首が座っている
- 手の動きを目で追うことができるようになった
もちろん、生後6ヶ月より前や1歳前からベビーサインを始めても問題ありません。あなたが始めたいと思った時期がベビーサインを始めるタイミングだと思います。
始める際は以下のポイントに注意していきましょう。
- 簡単なサインから始める
- 楽しく教える
簡単なサインから始める
赤ちゃんに教えるベビーサインは、最も使う頻度が高いものから始めましょう。例えば、「ミルク」や「もっと」など、日常的に使うものがおすすめです。ベビーサインの一覧はこの後、ご紹介しますので最後まで見てくださいね♪
赤ちゃんにベビーサインを覚えてもらうためには、繰り返しが重要です。ベビーサインを使うときには、必ずそのベビーサインを言葉で言うことも忘れずにしましょう。
家族内でベビーサインを共有して、みんなが使うようにしましょう。一貫性があることで、赤ちゃんはベビーサインの意味を早く理解できます。
楽しく教える
ベビーサインを教えるときは、遊び感覚で楽しく行いましょう。例えば、歌を歌いながらベビーサインを使ったり、絵本の読み聞かせの際にベビーサインを取り入れたりすることで、赤ちゃんも楽しみながら覚えることができます。
赤ちゃんにベビーサインをすることを強要することはやめましょう。親が楽しく伝えていれば赤ちゃんも自然にできるようになってきます。赤ちゃんがベビーサインをできるようになるのは生後9〜12ヶ月ごろと言われています。
我が家でも生後6ヶ月ごろからゆる〜くベビーサインを始めましたが、息子が初めてベビーサインをしたのは生後10ヶ月のころでした。ほっぺをトントンとする「おいしい」のベビーサインをしてくれました。
ベビーサインは言葉を話せるようになれば自然と使わなくなります。絶対に覚える必要があるものでないので、「してくれたら嬉しいな」というような気持ちで始めるのがおすすめです。
義務感を感じて行うのではなく、親子のコミュニケーションや遊びの一部として取り入れてみましょう。
赤ちゃんがサインを真似し始めるのは時間がかかることがありますが、根気強く続けてみてください。赤ちゃんがサインを使った時は、たくさん褒めてあげましょう♪
また教えていたベビーサインと少し違って覚えることがあります。息子も「おいしい」の時にほっぺではなく頭をトントンしたり、「もっと」の全ての指先でトントンするところを人差し指だけでトントンしていました。
そんな時は正しいサインを教えるのではなく、家族の独自のベビーサインとして今後も使っていきましょう。赤ちゃんとコミュニケーションを取ることが目的なので、理解が一致していれば問題ありません。
正しいベビーサインを教えることにこだわらず、家族だけのベビーサインを作ってみるのもいいですよね。
初めてでも覚えやすいベビーサイン9選
我が家で実践していた覚えやすいベビーサインを紹介します。
少しオリジナルのものもあるので、こちらを参考にして、
あなたの家だけのベビーサインを作ってみてください♪
1.おいしい
頬に手をぽんぽんと当てます
食事の時に「美味しいね」と言いながら、実践してみましょう。好きなものを食べている時などがいいですね。
比較的覚えやすく、赤ちゃんがサインを出す姿がとても可愛くおすすめです。
2.おっぱい、ミルク
片手をゆっくり グー パー します
授乳やミルクの時に「おっぱい(ミルク)にしようね」と言いながら、赤ちゃんにグーパーを見せるようにしましょう。
覚えるとお腹が空いたタイミングで伝えてくれるので便利なベビーサインです。
3.食べる、お腹が空いた
手を口元にぽんぽんと当てます
食事やおやつの時に「食べようね」と言いながらやってみましょう。
こちらもお腹が空いたことを教えてくれるので便利なベビーサインです。
4.お茶、喉が乾いた
人差し指を口元にぽんぽんと当てます
我が家ではお茶を飲む際にこのサインを行なっていました。
不機嫌の原因が喉が渇いていることもあるので、覚えておくととても便利です。
息子はこのベビーサインを1番よくしていました。
5.もっと
指先を軽くすぼめた両手をふれあわせます
離乳食の時では、赤ちゃんがごはんを飲みこんだタイミングで「もっと食べる?」と聞きながらサインを見せます。絵本を読み終えた時などに「もっとする(読む)?」と遊びのシーンで使うのもいいですね。
6.手伝って
胸元に片手をぽんぽんと当てます
おもちゃを取れない時など大人の助けが必要な時に「手伝ってほしい?」と聞きながら胸をぽんぽんする動作を見せます。
息子はおもちゃの3輪車を倒してしまった時などによくこのベビーサインをしてくれていました。自分で考えて思いを伝えられるようになってほしいと思い、教えたベビーサインです。
7.おむつを変えて欲しい
両手でオムツのあたりをぽんぽんと当てます
オムツを変える時に「オムツ変えようね」と言いながらぽんぽんとしてベビーサインを伝えましょう。おむつが汚れたことを伝えられることはトイトレなどでも必要なステップなので早めに伝えられるといいですよね。
8.帽子
頭に片手ををぽんぽんと当てます
「帽子かぶろうね」と言いながら頭をぽんぽんとしてみましょう。
帽子を被る時期であれば比較的覚えやすいベビーサインなので、おすすめです。
9.抱っこ
抱っこして欲しい人の前に立ち両手を上に広げます
赤ちゃんを抱っこする前に両手を広げて「抱っこ」と言ってから抱っこするようにしましょう。このベビーサインを覚えて抱っこして欲しいことを必死に伝える可愛い我が子を見てみましょう。
まとめ
ベビーサインは、赤ちゃんとのコミュニケーションをより豊かにする素晴らしいツールです。
簡単なサインから始めて、楽しみながら続けることで、赤ちゃんとの絆を深めることができます。
最後までお読みいただきありがとうございます。ぜひ、ベビーサインを取り入れて、赤ちゃんとよりスムーズなコミュニケーションを楽しんでくださいね♪